2020年、すこやかクラブは、「青い鳥」を、遊び尽くします。
ベルギーの詩人・劇作家、モーリス・メーテルリンクの名作「青い鳥」。
すこやかクラブは今年1年を通して、この作品と向き合います。
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主宰・うえもとしほコメント
青い鳥のストーリーは誰しもがなんとなくは知っている(であろう)ポピュラーな作品です。
私も戯曲を読むまでは“幸せは自分のすぐそばにあるんだよ”的なただただほっこりしたお話しなのかなと漠然と思っていたのですが、読んでみると全く違う印象を受けました。
醜悪な人間や混沌とした世界の広がりが描かれているところがとても気に入りました。
青い鳥とは、幸せの象徴と言うより(そうも受け取れますが)この混沌とした世界が何故そうであるのかを解き明かす、秘密中の秘密の象徴なのではないだろうか、と思いました。
夜の御殿に住む“夜”は青い鳥が捕まえられて秘密が人間に知られてしまったら自分たちは消えてなくなる、と言っています。夜がなければ人間は生きていけません。人間が青い鳥を追い求めることが、世界の破滅に繋がるのでしょうか。
私の頭の中もまだまだ混沌としてますが、この1年すこやかクラブなりの青い鳥を探求していく所存です。
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本年も、すこやかクラブの活動へご声援どうぞよろしくお願いいたします。
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